自分のペースで

大好きな読書を中心に、日々の気づきを綴ります。 目標→100記事執筆

習慣化で人生が変わる 前篇 「習慣化を邪魔する3つの誤解」

「毎日運動をして健康な体を手に入れたい」

「英語を喋れるようになって海外の友達を作りたい」

「読書をたくさんして知識を増やしたい」

 

大きな目標を達成するためには、日々の習慣づくりが欠かせません。何事も目標をどん

どん達成していく人とは、言い換えれば習慣作りが上手な人です。良い習慣をつける事

で、思い通りの自分に成長していくことができます。

そうは言っても

「目標を立ててもすぐに挫折してしまう。」

「三日坊主を繰り返していて自信を無くしてしまっている。」

「自分には習慣付けなんて無理だ。」

そんな風に決めつけてしまっている人の方が多いのではないでしょうか。

かくいう私も、大学の時にTOEICで好スコア獲得を志すも1週間たつと嫌になり、筋ト

レのためにジムに通うもすぐに挫折、早起きをしたくても起きられない自分を嫌いにな

る。挫折ばかりが続き、自分には何かを継続するなんて無理なんだと思っていました。

世の中には生まれつき、習慣付けが得意な人とそうでない人がいる。自分には習慣化な

んて無理なんだ。果たして本当にそうなのでしょうか。

実は習慣付けは誰でもできることで、ほとんどの人がそのコツを知らないだけなのです。

今回は2記事に分けて、

メンタリストDaiGoさんの著書「短期間で良い習慣が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術」

を参考に、習慣化を行うためのコツを紹介します。

 

前篇であるこの記事では「習慣化を邪魔する3つの誤解」について説明します。

 

習慣化を邪魔する3つの誤解 

 さてまず始めになぜ習慣化がいつも出来ず、三日坊主で終わってしまうのでしょう

か。それは習慣化に関しての3つの誤解があるからです。誤った情報や思い込みによっ

て習慣化に挫折してしまっているのです。

習慣化を邪魔する思い込みは大きく分けて次の3つのです。

 

①自分の行動は自分の意志でコントロールしている。

②習慣化はつらい

③習慣化をするには強い意志力が必要

 

習慣作りのテクニックを学ぶ前に確認して欲しい事が、この3つの誤解をしていないか

どうかです。なぜならば誤解したままだと、「意志が強ければ習慣なんていらない」と

知識を受け入れられなかったり、あるいわ「自分は意志が弱いから無理だ。。」と悲観

的になってしまうからです。

ちなみに私の場合は小さい頃から三日坊主を繰り返してばかりだった為「自分なんかに

習慣化なんてできる訳が無い」と諦めてしまっていました。しかし長続きしないのは意

志が弱いからではなくテクニックを知らなかったからという事を知ってから、少しずつ

習慣をコントロールできるようになりました。

習慣化に対する間違った思い込みをまずは認識するという事が何よりも大切です。

 

 

習慣化の誤解① 

自分の行動は自分の意志でコントロールしている。

 「自分の意志で人生をコントロールできるから習慣化なんて必要ない」このように考

えている人もいると思います。確かに意志が強さがあればどんなにお酒が飲みたくても

目標のために我慢して、勉強のためにYoutubeの視聴を止める事だって出来そうですよ

ね。しかし実際には長い人生のなかで自分の意志で過ごす時間というのは半分にも見た

ないのです。

 習慣の研究で知られているウエンディ・ウッドさんの研究によると、人間が過ごす3

分の1から半分くらいは習慣的な行動で締められているとあります。意志の力で行って

いる事は思っているほど多くはなく、半分以上は無意識の習慣で人生を送っているので

す。

 私の生活を振り返ってみても1日が無意識に過ぎている事がわかります。帰宅後すぐ

になんとなく携帯をつついてしまったり、帰り道になんとなくラーメンを食べてしまっ

たり、やらなければならない事を先延ばしにしてしまったり。無意識で行動している事

ばかりです。

 無意識の習慣をコントロールできるようになれば大きく人生を変化させる事ができま

す。その為にもまずは意志の力で過ごしている時間はそれほど多くないという事に気づ

く事が大切です。

 

習慣化の誤解② 習慣化はつらい

 2つ目の誤解は習慣化はつらいものという事です。習慣化が大切という事は分かって

も、つらそうだからという理由で嫌だという人もいるかもしれません。しかし実際には

習慣化に成功すればするほど人生を楽に生きられるようになります。

 脳科学の研究では「決定疲れ」が脳にとって大きな負担になるということが分かって

います。これは何か行動しようとした時に、どうやってやるか、いつやるか、どれくら

いやるか、と考えているうちに脳が疲れ切ってしまうという事です。決定疲れで疲れて

しまうから物事を先延ばしにしてしまったり、作業が嫌になったりするのです。

 私自身物事を先延ばしにする癖が昔からあるのですが、決定疲れを起こしていると捉

える事が出来ます。英語の勉強をしようと思ってもグダグタと考えている内にどっと疲

れてしまって何もやらないという事が頻繁にありました。「自分はなんて意志の弱いダ

メなやつなんだ。。」と思っていましたが、習慣化のコツを知らず決定疲れを起こして

いたのです。

 毎日決定疲れをしたり、先延ばしをして自己嫌悪する人生よりいろいろな事を習慣化

する方がはるかに楽に生きる事が出来ます。

 

習慣化の誤解③ 習慣化をするには意志の強さが必要

 3つ目の誤解は習慣化をするためには強い意志の力が必要であるという思い込みで

す。「習慣が大切なのはわかるけど意志の弱い自分には無理だ」と反射的に諦めている

人も多いのではないでしょうか。しかし習慣化において必要なのは意志の力ではなくテ

クニックです。

 何事も目標を達成できたり、粘り強く継続する人というのは意志の強さよりもむしろ

習慣化のテクニックを知っている人だと言えます。「超習慣術」のなかに習慣化を身に

つけるからこそ意志の力も比例して強くなっていくという事も書かれています。

 習慣化を身につければ人生がガラッと変わる。そしてその習慣化に必要な事は生まれ

持っての才能でも、意志の強さでもなく、テクニックなのです。

 

まとめ

今回の記事では習慣化を邪魔してしまう3つの誤解について紹介しました。

まとめると

①自分の行動は意志でコントロールできる。→人生の半分くらいは無意識の習慣

②習慣化はつらい→決定疲れがなくなるから圧倒的に楽になる

③習慣化には意志の強さが必要→意志の強さではなくテクニック

 

習慣化を身につけると人生が大きく変わります。そしてその習慣化に必要なものは才能

でもなく、意志の強弱でもなく、テクニックなのです。つまりどんな人でも人生を良い

方向に変化させる事ができるのです。

さてそれでは具体的に習慣化に必要なテクニックとはなんなのでしょうか。次の記事で

紹介します。

 

参考文献 

メンタリストDaiGo

「短期間で良い習慣が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術」