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繊細な人がやってはいけない3つのこと

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 人といるとどうしても疲れてしまう

 本当は休みの日は1人でゆっくりとしていたい

 簡単な仕事でもぐったりとしてしまう

 人の中にいると人一倍疲れてしまう事に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。他の人と同じようにできないという事は、本当に辛い事です。自分のことを情けなく思って批判してしまったり、相手に理解されずに苦しいと思う瞬間がたくさんあるからです。私自身がそうでした。人付き合いが苦手な自分が嫌で嫌で仕方なかったです。しかしそんなあなたは他の人よりも劣っているのでもなく、能力が無いわけでもありません。あなたは人一倍繊細な人なのです。繊細は人はその能力を活かすことができれば、人を感動させたり、誰かの力になるような発明や、誰かの希望となるような成果を生み出す事ができるのです。今回の記事ではまず繊細な人がやってはいけない3つのことを紹介します。

参考文献は

「気がつきすぎて疲れるが驚くほどなくなる『繊細さん』の本」武田友紀 著 

です

 

 

繊細な人とは感じる力の強い人

 繊細な人というのはどのような人を指すのでしょうか。一言でいうならば「感じる力の強い人」です。繊細さんは人の感情の変化や、環境の微妙な変化をキャッチする事ができるのです。それは日常の中のふとした事で感動できる豊かな心を持っている一方で、ネガティブな出来事も必要以上にキャッチしてしまう危うさもあります。例えば朝会社に行く途中で道端の花を見かけるとその小さな命の美しさに感動したり、行きつけのカフェの店員さんの笑顔に感謝の気持ちが溢れてきたりします。しかし反対に会社で上司が機嫌が悪い事に必要以上に神経をすり減らしてしまったり、人の中にいると他の人の感情に気がつき過ぎてぐったりとしてしまいます。このように繊細さんは何気ない事でも感動できるような優れた感覚を持つ一方で、嫌な事を増幅させ自分自身の身を切り刻んでしまう剃刀も持っているのです。だからこそ、どうすれば自分のこの繊細さを活かせるのかを考える必要があるのです。

 

繊細な人がやってはいけない3つの事① 

誰かを嫌いにならない事 

 繊細な人がやってはいけない3つの事。1つ目は誰かを嫌いにならない事です。繊細な人には人を嫌った事がないという人がいます。なぜならば感じる力が強く、世間的なみんなと仲良くしなくてはならないという声を感じ取ってしまうからです。しかし本当に全員と仲良くしなければならないのでしょうか。実は相手のことを嫌いと思う事は人間関係の上で大切な感覚なのです。なぜならばその人のことが嫌いと思うことができれば、苦手な人との距離感を調節できるからです。苦手な人とは距離感を作って接するだけで良いのです。しかし嫌いだという感覚を封じてしまうと、苦手な人とでも無理して距離を近づけてしまうのです。その結果苦手な人から依存されたり、そのために自分が心身共に疲弊してしまったりしてしまいます。

 

誰かを嫌いだという感覚を信じる事が大切

繊細なあなたの鋭い感覚を信じて、嫌いな人がいるということを認めることが大切です。繊細さんの感覚は鋭いので苦手と思った場合その感覚は正しいことが多いです。変だと思ったら不用意に近づかないことが大切です。ましてや嫌いという気持ちを封印して相手を好きにならなければならないと意気込む人もいます。そうなるとますます苦手な人と距離が近くなり、苦しくなってしまいます。苦手な人と距離感を無理して近づける必要はありません。嫌いだと思ったら、その感覚をまずは信じて不用意に最初から近づかないようにしましょう。

 

 

繊細な人がやってはいけない3つの事② 

マルチタスクをする事

 繊細ながやってはいけない事の2つ目はマルチタスクをする事です。感じる力の強い繊細さんは多くの場合複数のことを同時にこなすのが苦手です。感じる力が強すぎるあまり、他のタスクが気になり過ぎてしまうからです。この書類を今日中に提出しなくてはならない。でも別の案件の連絡を部長にしなくては。今週末にある打ち上げの計画も立てなきゃ。などと考えると頭がパニックになり疲弊してしまいます。その結果何も手がつけられなくなってしまう事もあります。

 

1つ1つやっていこうと自分に言う事が大切

 仕事が重なってきたら、1つ1つやっていこうと唱える事が有効です。1つ1つやっていこうと言うと、繊細さんが得意な1つの事に集中して物事に向き合う事ができるかです。また、その日のうちにやらなければならない事を1つだけ選ぶ事も大切です。優先順位をつけると言う方法もありますが、繊細さんは未来を予測し過ぎてしまうため逆に裏目に出てしまう事があります。優先順位がつけられず疲れ切ってしまうからです。そうではなくシンプルにその日にやらなければならない事を1つだけやると決めてしまいましょう。大事な事は繊細さんはマルチタスクではなくシングルタスクを行う時最大限に力を発揮できるという事です。

 

繊細な人がやってはいけない3つの事③ 

相手に合わせすぎる事 

 繊細な人がやってはいけない3つの事 。最後は相手に合わせすぎる事です。繊細さんは多くの場合相手の意見やペースに合わせ過ぎてしまう人が多いです。これは相手のニーズや感情を敏感に察知して、相手が気に入る答えがすぐに分かってしまうからです。しかしそれだとすぐに繊細なあなたの感覚は疲弊してしまいます。例えば本当は休みたいのに、友達に飲みに誘われた時あなたならどうしますか。もしも相手に合わせて飲み会に行けばただでさえ仕事で疲れているあなたの心は一層疲れてしまいます。その結果次の日も疲れが取れず1日を無駄に過ごしてしまうかもしれません。

 

自分の気持ちを言ってみる事が大切

休みたいときには休む。嫌な時は断る。人一倍繊細な感覚を持つあなただからこそ、相手に合わせ過ぎない事が大切なのです。自分の気持ちを前よりも言ってみる。そうする事で自分に適した、居心地の良いコミュニケーションが取れるようになります。人間関係とは自分を出せば出すほど、どんどん楽になるという仕組みがあります。なぜならば人間関係は鏡のようなもので自分に共感してくれる人が集まってくるからです。あなたが誰かに合わせて自分を取り繕えば、その自分に会う人が集まってきてしまいます。しかし反対に飲み会を断ったり、1人の時間を大切にするならば、その自分を好きになってくれる人が集まってきます。だからこそ相手に合わせ過ぎず、自分を出すことが大切なのです。

 

まとめ

今回は人よりも感じる力の強い繊細さんがやってはいけない3つの事というテーマで記事を書きました。

 

まとめると

繊細さんがやってはならない事は

①人を嫌いにならない

マルチタスクをする

③相手に合わせすぎる

という事です。

人を嫌いという感覚を大事にすると適切な距離感を作る事ができます。また繊細さんの得意な1つ1つ集中してやるという事を大切にすれば仕事もスムーズに終わらせる事ができます。さらに相手に合わせず自分の意見をいう事で、自分に合った人が集まるようになります。

繊細さんが自分の感じる力を正しく発揮する時、自分でも想像つかないような成果を生み出す事ができます。

この記事が繊細さんの素晴らしい「感じる力」という武器に自信を持つ手助けになれば幸いです。

 

参考文献

「気がつき過ぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 武田友紀 著