自分のペースで

大好きな読書を中心に、日々の気づきを綴ります。 目標→100記事執筆

自分の決断を信じるということ

 自分は去年新卒として入社した会社を辞め、さらには今住んでいるところも引き払うつもりである。引き払った後は、リゾートバイトをしてお金を稼ぎつつ、旅行やバイク旅など自分がやりたいと思っていたことを存分にやっていきたいと思う。なぜ会社を辞めたのか。自分にとって意味のない仕事を行い続ける事がどうしても嫌だったからだ。なぜいま今住んでいるところを引っ越すのか。家賃が無駄だし、リゾートバイトが楽しそうだからだ。全て感情で決めた事である。

 このように言うと、多くの人から呆れらた表情で諭される。自分の弱さから逃げているだけなのではないのか。一度決めた場所をすぐに変えても良いのか。20代の大事な時にフラフラするな。などなど批判的なことを言う人が一定数存在する。確かに客観的に考えたら、一度決めた会社を辞め、さらには住むとこさえも変え、何やってんねんと言う感じだとは思う。そしてそのように言われると、不安になってしまう自分もいる。

 なぜなのだろう。自分で決めたことなのに、反対されると心が不安になってしまう。反対されると、どうしても現実を考えてしまうのだ。1度決めた道をそう簡単に変えても良いのかと言われると確かに変えてはダメなのかもしれない。と不安になる。自分勝手だと言われると、確かに自分勝手かもしれないと不安になってしまう。だから正直に言うと、住居を引き払うと言う選択はまだ保留にしてしまっている。

 しかし、これ以上保留にしてどれほどの価値があるのだろうか。現実的に考えても、今決めなくては4月以降給料がなくなった時の生活が大変になってしまう。月々光熱費を合わせて約7万円と言うお金はどう考えてももったいないと。家を引き払わなくても別の選択をすればと言う人もいるが、それならばその仕事をまず自分に紹介してから提案してくれと言いたい。結局のところ最終的に、自分の人生は自分で責任を取らなくてはならない。仕事を辞めたことも自分の責任である。そしてそれ以降の、生活費をどうするかと言うことも自分の責任である。自分の中では、仕事をやめた時点で、いまの住居にいるメリットは何もない。1度住み着いたところだからと言う理由では引き止められない。そして、住み込みのバイトというのは、無謀なようでありとても現実的な選択肢だと思う。なぜならば、住居費、光熱費、さらには食費まで節約できるのだ。家賃6万円、光熱費1万円、食費3万円だとすると、1ヶ月で約10万円は貯金できるとうことだ。10万円と言うことは1年で120万円は絶対に貯められると言うことだ。120万円あれば、世界一周でもできる。ワクワクするではないか。

 結局のところ、自分がどうしたかである。常識とは違うことをすれば絶対に反対してくる人は出てくる。それは当たり前の話である。しかしそれに惑わされてはならない。そして自分は、そのように反対される事がとても苦手なのだと言う事を自覚すべきであろう。自分がエゴを通す事で、波風を立てるのが嫌なのだ。人を傷つけたくないのではなく、自分が傷つきたくないだけである。そのようにして、人から反対されてその人の意向に従っていては結局のところ何もできなくなる。自分は、他人の人生を生きているのではない。忠告してくれて、ありがとう。と思う事は大切だ。しかしそれでも自分の道を進みたいのであれば問題ない。

 どうせ会社を辞めた時点で、正規のルートを歩むことはやめたのだ。だったらとことん大失敗するまで自分の感覚を信じて行動してみよう。