自分のペースで

大好きな読書を中心に、日々の気づきを綴ります。 目標→100記事執筆

読書

「はずれ者が進化をつくる」弱いからこそ生き残れる

要約 本書は「弱いからこそ生き残れる」という事を、植物や生物学の視点から教えてくれます。 例えば、雑草は背も低くて光を受けにくいため競争には向いてなさそうですが、いたるところで生存しているのは何故でしょうか。 この理由は、雑草が変化に強い植物…

トルストイ「アンナ・カレーニナ 第4巻」 平凡こそ偉大

あらすじ 感情のままに愛を貫いたアンナとヴロンスキーの生活は次第に破綻していく。猜疑心と嫉妬心に苦しむアンナは、最終的に自殺を選ぶ。なぜアンナは自殺したのか。人を死にまで追い詰める「愛」とはなんなのか。 トルストイの代表作、アンナカレーニナ…

トルストイ「アンナ・カレーニナ 第3巻」 理屈では到底分からないことがある

あらすじ 不倫関係にあるヴロンスキーと、外国に旅行に行くアンナ。しかしアンナの心は嫉妬心や不安で、一層不安定になっていく。夫や社交界から逃げるような生活は、次第に歪みを生んでいく。一方キティとの新生活を謳歌するリョービンは、兄であるニコライ…

トルストイ「アンナ・カレーニナ 2巻」 人の心は無限

あらすじ ヴロンスキーと破滅的な不倫をしてしまうアンナは、ブロンスキーとの子供を出産する。アンナへの復讐心で離婚の手続きを進めるカレーニンだったが、産後のアンナが死に瀕している姿を見て、全てを許してしまう。体力が回復したアンナは、寛大になっ…

読書はどうしてやった方が良い? 読書の魅力3選

自分は読書が大好きです。読書はいつでもどんな時でも、自分の身近にいてくれます。読書を通して、色んな世界を知り、不安から立ち直り、行動してきました。読書は自分にとってかけがえの無い存在であり、一生続けたいものです。 大学2年生の時に読書を始め5…

トルストイ「アンナ・カレーニナ 第1巻」 誰だって一寸先には闇がある

あらすじ 「戦争と平和」「復活」に並ぶトルストイの三大巨編の内の一つ。ドストエフスキーは「芸術上の完璧」と称した。舞台は19世紀後半のロシア。既婚者であるアンナと青年将校ヴロンスキーはお互いに惹かれあう。またアンナとは対の存在となるキティは…

西加奈子「夜が明ける」 小さな変化はきっと誰かを救う

あらすじ 主人公と吃音症の友人アキの小学校の出会いから、33歳までを綴った物語。主人公は大学を卒業後、不幸な人を救いたいという希望からテレビ業界でADとして働く。しかし理想とは違い、現実はパワハラと過重労働で心身を擦り減らす日々だった。貧困問題…

トルストイ「戦争と平和」自分の人生を生き切る決意

あらすじ 19世紀、ナポレオンのロシア進行を背景にロシア貴族社会における問題や、登場人物達の成長を描く作品。有名なワーテルローの戦いやナポレオンの失墜の始まりともされるボロジノの戦いなどを皮切りに、戦争の無益さや人間の精神の崇高さなどが語ら…

「カラマーゾフの兄弟」 理解できない事にこそ偉大な価値がある

あらすじ カラマーゾフ家の長男ドミートリーは、父親殺しで連行されるが、容疑を否認する。殺したのは本当にドミートリーなのか、それとも別の人物なのか。全貌が明らかになる中で、19世紀ロシアで流行していた無神論や、物質主義の是非などの論議も展開さ…

司馬遼太郎「峠」 信念で自分の道を切り開く

あらすじ 峠は司馬遼太郎の描く、幕末物の一つである。主人公は越後長岡藩の河井継之助。継之助は薩長と旧幕府軍の間で行われた戊辰戦争において、越後藩を中立という立場に置こうとした事で有名である。7万石の小藩である越後藩をどうやって中立という立場…

世に棲む日日 司馬遼太郎

世に棲む日日(一) (文春文庫) 作者:司馬遼太郎 文藝春秋 Amazon 私は自分の悩みや不安を打ち消してくれるような痛快な小説が好きである。小説の中の主人公は世間の風潮に流されたり、小さな枠組みにとらわれたりしない。自分の信念を貫き、愛する人を守り…

0秒で動け 

0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための 作者:伊藤羊一 SBクリエイティブ Amazon 要約 成果をあげるためにはすぐに行動する事が大事である。行動する事で結果が現れ、さらに良い成果をアウトプットできるからだ。すぐに行動する人は仕事でもプ…

二都物語 フランス革命の中で翻弄される人間

二都物語 (新潮文庫) 作者:チャールズ ディケンズ 新潮社 Amazon 内容 時代背景は、フランス革命の渦中にあるフランスとイギリス。主人公のチャールズ・ダーネイは、フランスの貴族中心の社会に反発してイギリスに亡命している。チャールズは18年間の間無…

数学的に考える力をつける本 

数学的に考える力をつける本: 本質をつかむ 考えがまとまる 説明上手になる (知的生きかた文庫) 作者:真太郎, 深沢 三笠書房 Amazon 内容 数学とは言葉である。これが本書の主題である。著者の深沢氏は数学とは単なる計算ではなく、物事に納得感を持たせるた…

燃えよ剣 信念を貫く土方歳三

燃えよ剣(上) (新潮文庫) 作者:司馬 遼太郎 新潮社 Amazon あらすじ 燃えよ剣は、言わずとしれた司馬遼太郎の代表作の中の1つである。新撰組の鬼の副長と呼ばれた土方歳三の生涯を描く歴史小説だ。幕末最強と恐れられた新撰組を組織したのは副長である土…

「人生に迷ったら知覧に行け」

人生に迷ったら知覧に行け―流されずに生きる勇気と覚悟 作者:永松茂久 きずな出版 Amazon 「人生に迷ったら知覧に行け」 偶然手にとった本に書かれていた言葉です。 この言葉に運命を感じ、鹿児島の知覧に父と2人旅をしました。 知覧は特攻隊の資料館がある…

内向的な自分に苦しむあなたに必要な3つのこと

大人数がいる飲み会に行くと疲れ切ってしまう みんなといるよりも1人の方が良い 明るくできない自分が嫌になってしまう このように悩んでいる人も多いのではないでしょうか。友達と楽しく過ごした休日だ ったとしてもどうしても疲れてしまったり、人見知りで…

繊細な人がやってはいけない3つのこと

人といるとどうしても疲れてしまう 本当は休みの日は1人でゆっくりとしていたい 簡単な仕事でもぐったりとしてしまう 人の中にいると人一倍疲れてしまう事に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。他の人と同じようにできないという事は、本当に辛い事で…

才能がなくても夢は実現できる 

「才能がない自分には目標は達成できない」 「才能がないから夢を抱いても意味がない」 「自分は何をやってもダメだ」 自分には才能がないから努力したって無駄である。このように思っている人は多いのではないでしょうか。何か挑戦してみたい事はあるけれど…

習慣化で人生が変わる 後編 「習慣化を行う3つのコツ」

「毎日運動をして健康な体を手に入れたい」 「英語を喋れるようになって海外の友達を作りたい」 「読書をたくさんして知識を増やしたい」 大きな目標を達成するためには、日々の習慣づくりが欠かせません。 何事も目標をどんどん達成していく人とは、言い換…

習慣化で人生が変わる 前篇 「習慣化を邪魔する3つの誤解」

「毎日運動をして健康な体を手に入れたい」 「英語を喋れるようになって海外の友達を作りたい」 「読書をたくさんして知識を増やしたい」 大きな目標を達成するためには、日々の習慣づくりが欠かせません。何事も目標をどん どん達成していく人とは、言い換…

成果をあげるのに才能はいらない

「今まで何かを継続してやり遂げたことがない」 「自分には才能がないからやっても無駄だろう」 「あんなすごい事ができたのはあの人だからだ」 こんな風に考えて挑戦することを恐れている人は多いのではないでしょうか。 かくいう私もこのような考えに縛ら…

書評 「きちんと生きている人がやっぱり強い」 内海実 著

真面目に生きる人が結局成功するという事が本書の主張である。近年賢い生き方や、自分を中心にして生きるという生き方があまりも持て囃されている。寡黙で静かな人ではなく、確かにノウハウや技術というのは生きる上で大切な要素である。しかし小手先の生き…

人間関係の悩みは具体ー抽象的思考で解決できる

「上司のやり方が気にくわない」 「細かいことばかりいう人が苦手で仕方ない」 「話が噛み合わない」 会社や家庭の場でこのように悩んでいる人は多いのではないでしょうか。 もしかしたらその悩み、具体的ー抽象的思考という考え方で解決できるかもしれませ…

書評 「ネットは社会を分断しない」

要約 300文字 本書はネットは社会を分断しないという事実を10万人を対象にしたアンケートを元に証明している。今までの通俗ではネットの誕生により社会は分断されていると思われてきた。それ芸能人の不祥事を中傷する内容や、主張の違う人を攻撃するコ…

書評 住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち

本書の著者は実際にヨーロッパ各国で生活経験のあるドイツ在住で拓殖大学教授である川口マーン恵美氏である。本書では著者自身が憧れていたヨーロッパに長年住んでみて実感した、ヨーロッパと日本の比較が記されている。様々な観点から考えてヨーロッパより…

書評 「同調圧力」

本書は日本人ならば誰もが感じたことのある同調圧力の正体について考察した本である。上司から飲み会に誘われた時、本当は家でゆっくりしたいと思っているのだけど断れなくて行ってしまう。本当はやりたくないけどPTAの役員への参加を断れなかった。何か意見…

書評 フィンランド人はなぜ午後四時に仕事が終わるのか

私はとにかく日本的なシステムの中でコミュニケーションをとったり仕事を進めたりするのが苦手である。日本的なシステムとは例えば、なんの為に行うのか分からないのにミーティングを頻繁にしたり、仕事後のコミュニケーションとして飲み会などが行われたり…

「一生チャンスをつかめない凡人の行動TOP3」 マコなり社長のYouTubeを見てのまとめ

どうして自分の人生は楽しくないんだ 自分はいつも不運ばかりだ 私も基本的にネガティブでありこのように考えてしまう事がよくあります。どうすればもっと楽しく人生を生きられるのか、このように考えていた時に出会ったのが今回紹介する動画です。今回の記…

 裸でも生きる2 山口絵理子著

裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社+α文庫) 作者:山口 絵理子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/11/20 メディア: 文庫 すぐに弱気になる自分の背中を押してもらいたい 自分の決めた道を進む勇気が欲しい そんな風に思った時に読むとこの…