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読書記録「まじめの罠」勝間和代 [ブログ90記事目] 

まじめの罠 (光文社新書)

あらすじ 

  「まじめ」は自分と組織を悪い方向に導く。著者はこのように主張する。

目標に向かって一生懸命に努力して成果をあげることは一見素晴らしいことのように思える。しかしそのために柔軟性を欠き、結果的に取り返しのつかないことになると述べる。真面目に頑張っているのに成果が出ない人、行き詰まりを感じている人にとって一つの指針となる本である。

感想

 自分も真面目になってしまいがちな自分に問題意識を持っていたので、本書の内容は納得できた。

上司が言うから正しい、政府が言ってるから守らなくてはならない、 資格を取れば安泰だ、ルールだから、規則だから、etc

そのような言葉は自分で考えなくても良いので楽だ。

上司が言うことに異を唱えず従えば、自分の責任にはならない。

ルールに従えば、安心だろう。

しかし もしも、上司が間違っていたら? ルール自体が間違っていたら?

真面目が悪いのではなく、 自分の頭で考えない事に問題があるのだと思う。

自分の頭で考えることは責任が及ぶ。

しかしそうしないと不平不満を言い続け、自分を誤魔化し続け、 振り返ると取り返しのつかないことになる。

自分で考えるためにも、 このような本を読むことは大事だと思う。