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食わず嫌いだった半沢直樹を視聴 面白かった!! [ブログ89記事目]

半沢直樹 -ディレクターズカット版- Blu-ray BOX

2013年に放送された半沢直樹

やられたらやり返す、倍返しだ!!」

この言葉は一世を風靡しましたね。

そんな半沢直樹を今更見たのですが、

もう本当に面白かった。

半沢が反対派を論破していく姿は痛快だし、スカッとします。

今回の記事では、半沢直樹を見た感想をまとめます。

あらすじ

本作は銀行の不正を主人公の半沢直樹が暴いていくという、フィクション作品である。

舞台は架空の銀行である、東京中央銀行

主人公は同銀行に勤めるエリート銀行員、半沢直樹だ。

半沢は、自身も務めている東京中央銀行に恨みを抱いている。

それは過去に、町工場を営んでいる半沢の父が、東京中央銀行に融資を打ち切られたことがきっかけで、自殺してしまうからだ。

その背景から半沢は、不正や横暴が渦巻く銀行に真っ向から立ち向かっていく決意する。

銀行という組織の難しさ

 自分が半沢を見て最初に思ったことは、

「銀行という組織は息苦しそうだ」

ということだ。

「一度の失敗で出世コースから外れてしまう。」

「不正や横暴が渦巻く雰囲気。」

「縦割り組織で、上司の言うことは絶対。」

複雑なコミュニケーションが苦手な自分としては、 このような組織は向いてないだろうなと思った。

当然ドラマだから、極端に描かれているだろう。

しかし巨大な組織かつ、体勢が古い

ということもあり、無きにしもあらずなのではないだろうか。

自分がもしそのような組織にいたら、すぐに淘汰されてしまいそうだ。

倍返しはやはりスッキリする

面白さの理由はやはり、半沢が逆境の中で不正や横暴をする権力者に きっちりと反逆を行うところだろう。

半沢の相手は銀行の上司や理事長のような、絶対的に権力を持っている相手だ。

自分よりも圧倒的に権力を持っている相手からの攻撃に対して、

屈せず、諦めず、信念を貫く姿に共感する。

なぜなら、実生活では自分も含めて9割の人が、諦めるからだ。

「上司の言葉に真っ向から反対することは怖い。」

「組織の間違いや不正を正すことだって怖い。」 (ちょっとした不正はどの組織でもあると思う)

反対して波風を立てるくらいなら、 自分の思いを引っ込めて、体制になびく方が楽だし賢明だと考えるのは至極当然だと思う。

しかし 自分の思いを引っ込めると、その思いは自分自身を攻撃していく

自己嫌悪、怨嫉、諦め、後悔

そのような負の感情が蓄積されてしまう。

そして、現実にそのような感情を抱える人が日本に一定数いるからこそ、

半沢直樹」はあれほど人気が出たのだろう。

「倍返し」をやりたいと思っている人は、結構いると思う。

信念を貫く生き方

私は特に半沢のどんな状態でも信念を貫く生き方に強く憧れた。

どんなに立場が悪くても、

どんなに権力者に何を言われようとも、

どんなに不安でも、怖くても、

絶対に半沢は諦めない、負けない。

自分の信念を、相手にぶつける。

そんな生き方ができれば、きっと人生は豊かになるだろう。

波風を立てないでいようなんて、自分自身に対して不誠実だ。

言われっぱなしだった過去

自分は半沢とは逆で、言われっぱなしになることが多かった。

大学のバイトでも、新卒時代の上司にも

何も言えなかった。

人格を否定されるような事を言われても、何も言わない。 相談すらしない。

そんなことではやっぱりダメだ。

何よりも自分で自分を追い詰めてしまう。

波風を立てない代わりに、 自分を追い込んでしまう。

だからこそ、主張しなければならないし、 行動しなければならない。

そんな事を改めて、気づかされた。

登場人物が個性的

また「半沢直樹」で忘れてはいけないのは、

癖の強い登場人物 だ。

敵も味方も全て個性が強すぎて印象的だ。

最後に半沢直樹の個性あふれる、主要人物を3人紹介する。

半沢の同期①、渡真利忍

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半沢と同期、渡真利忍はクールで情報通。

いざというときに、必要な情報をくれたり、サポートしてくれたりする、

半沢の良き理解者であり、頼れる相棒という役回りだ。

いつも飄々とした役回りが、優雅であり、頼もしい。

こんな仲間がいればなと思わしてくれるという事で、

好きなキャラクターだ。

半沢の同期②、近藤直弼

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半澤の同期2人目、近藤直弼は逆境の中で闘志を燃やす男

という印象だ。

エリートコースを歩んでいたのだが、仕事で成果を出せず左遷。

左遷後もパワハラを受け心身共に疲弊するも、

家族を養うために、なんとか仕事をする。

最初は言われるがままで、精神を病んでいく近藤だが、

途中半澤の言葉がきっかけで、立ち上がる。

うちに溢れる闘志がカッコ良い男だ。

目を真っ赤にしながら、言葉を捻り出すあの迫真の演技がすごい。

半澤の宿敵、大和田常務

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最後は、半澤の宿敵大和田常務。

東京中央銀行のナンバー2ということで、強大な敵です。

大和田常務の、狸芝居がとにかく見ていて面白い。

思ってもいないのに大袈裟すぎるお世辞を言うシーンは恒例。

そんな大和田常務を半沢がどう切り崩すのかは必見です。

まとめ

今更ながら半沢直樹を見ました。

結論見てよかった!

とにかくストーリーが面白いし、キャラは濃いし、 見ていて最後まで飽きない。

経済ドラマというジャンルが受け付けず、 食わず嫌いしていたが、 やはり試してみるって大事だなと思いました。

今後はシーズン2も見たいです。