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大好きな読書を中心に、日々の気づきを綴ります。 目標→100記事執筆

青年海外協力隊の応募完了しました

 今日青年海外協力隊の応募を完了した。職種はコミュニティ開発で、合格すれば来年の4月ごろにはアフリカの何処かに派遣されることになる。今日の、昼12時が締め切りだったのだが、20分前の11時40分ごろに応募を完了させた。これぞ先延ばし魔の真骨頂。そして自分にとっては、応募を完了させるということは1つの大きな決断なのだが、人はなぜ決断する時に先延ばしにしてしまうのかについて書こうと思う。

 今回の協力隊の応募に関しては、なぜ12時が締め切りで、20分前に提出するという状況に陥ってしまったのか。自分で振り返っても本当に不思議である。今回の春募集に応募しようと決意したのは、1月の下旬であり、スタートはかなり余裕を持っていたと思う。だからこそ、入念に準備しようと決めていた。まずは、OBに話を聞き情報収集して、志望動機のコツもきき、更には協力隊の1日体験会にも出席した。準備は万全だ、しっかりと添削もしてもらえば大丈夫だろう。そしていよいよ、志望動機を書き始める。以外とか着出せなくて悩み、時間が過ぎていく。まだ2月だし、やはりしっかりと書くことを決めてからじゃないと良いものはできない。今日は、しっかりと考えたし、Youtubeでも見よう。そんなこんなで、2月は終わった。そして3月、まだ志望動機が書けない。まぁまだ後1ヶ月もあるし大丈夫。今日は考えるのに疲れたし、漫画アプリで囚人リクの続きを見よう。そんなこんなで2週間が過ぎ。そして気づいたら、明日が締め切り。こんなはずでは。なぜなんだと頭を抱えながら作業を進めるも眠気に勝てない。そうです根っからの先延ばしやの自分は、この状況で更なる先延ばしを決意するのです。明日早く起きてやろう。まぁそんな時は、だいたい早く起きれないのですが。案の定、起きたのは9時残りは3時間、もう迷っている暇はない。そしてなんとか20分前に応募が完了した

 本当に自分のことながら、不思議でならない。どうしても行きたいと思っていた協力隊の志望動機なのに、なぜここまでに先延ばしにしてしまうのか。おそらく、このままだと人生の中で大きな後悔を味わうに違いない。だからこそ、自分はこの先延ばし癖と向き合う必要がある。原因は自分の中にある完璧主義に起因すると考える。

 自分は昔から完璧主義であり、その理由でありとあらゆるものを先延ばしにしてきた。例えば、高校の時の勉強である。自分は高校の時自信を持って勉強をしなかったと胸を張って言える。数学の時間は、先生に見つからないように、ひたすら先生からの死角を探す毎日だったし、日本史はおそらく全生徒で唯一1度も2年間課題を提出しなかった。どうせ頑張るなら、とことん頑張って、クラスでもトップテンに入らないと意味がないと思っていた。しかし、コツコツ努力を積み重ねてなかったから、もちろんそんな事ができる訳がない。ひたすら勉強をする機会を伺う日々を重ね、気づいたら卒業していた。

 先延ばしとは、完璧主義の異名である。なぜ先延ばしにしてしまうのか。それは今よりももっと良い状況というものが存在していると錯覚するからだ。例えば、協力隊の志望動機に関しても、書き上げる事なら早い段階でできたはずだ。そしてそれを、早めに添削をしてもらい、そして少しづつ良いものに近づけていけば無理なく行動できたことと思う。しかし、まず自分には書き上げるということができなかった。もしも、書き上げた結果、自分のリアルな思いを込められなかったらどうしようとか、もっと良い表現があるはずだと考えている内にどんどん自分の中で重荷になっていったのだ。早めに完了させていれば、もっと効率よくブラッシュアップさせることができただろう。

 以下の動画は、先延ばしに関する有名なTEDスピーチである。この話の最後にも出てくるように、笑い話ですむような先延ばしなら問題ない。問題なのは、人生のタスクを先延ばしにしないようにということである。人生には、決断するべきポイントが数多くある。しかし先延ばしの常習犯は、人生における重要なタスクですら先延ばしにしてしまう。ライフカレンダーという考え方が出てくるが、自分たちの人生は残念ながら、有限であり、自分はもうそれの24年分を消費してしまっている。先のばしにしないためにも、今後このブログでも先伸ばしに関するテーマでいくつか記事を書いていこうと思う。

 

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