自分のペースで

大好きな読書を中心に、日々の気づきを綴ります。 目標→100記事執筆

マザーハウス  山口絵里子さんの動画を見て

 マザーハウスというバングラデシュを基盤にもつブランドがある。バングラデシュということでフェアトレードの類かと混同されそうだがそうではない。マザーハウスの商品は途上国支援を目的に購入されるのではなく、むしろそのデザイン性と耐久性を評価されているのだ。私は最近マザーハウス 代表の山口絵里子さんに物凄く感銘を受けている。

 

 ものづくりの楽しさ

 Youtubeに山口さんが日本の小学校で授業を行う様子がアップロードされている。山口さんが折り鶴を通して、小学生にモノ作りの楽しさと商売の奥深さについての授業を行うのだ。その指導方法が見事で、最初は単調な折り鶴を作る作業にウンザリしていた小学生が目を輝かせながら自分のオリジナルの折り鶴を作っていく。そして授業を受けた小学生が自分発信で何かを作ることの楽しさと、そして頑張って作ったものを誰かに届けるということのやりがいを学ぶのだ。以下その動画である


山口絵里子さん

 

 人は誰でも自分の考えを形にしたいと思っている

 どうして自分はこの動画をみてこんなにも感銘を受けたのだろうか。それはおそらく自分の中にもアイデアを形にしてそれを発信したいという気持ちがあるからだと思う。振り返って見て自分は昔からモノ作りという事に関して苦手意識を抱いていた。昔から絵や図工などが苦手で、友達からも不器用だとよく言われていたからだ。幼い頃より何か自分発信で作るということを避けてしまっており、自分には才能がないと諦めていたように思う。そんな自分だがこの動画を見て退屈そうに鶴を折っていた小学生が目を輝かせてオリジナルの折り鶴を折る姿に感動した。

 

 自分の気持ちに蓋をしているのではないか

 誰しもが本当は何かを作りたいと思っていて、そしてそれを形にしたいと思っているのだ。しかし自分には才能がないからと、また周囲の誰かに不器用だと言われたりして気持ちに蓋をしているのだ。自分も不器用とか、才能がないとかそんな弱気な蓋を取ってしまえば何かを作って表現したいという気持ちが心の奥にある。そしてその気持ちに自信を持って良いのだとこの動画を通して山口さんに教わった気がした。