自分のペースで

大好きな読書を中心に、日々の気づきを綴ります。 目標→100記事執筆

計画を立てることの大切さ

 この世には2種類の人間がいる。計画を立てて動く人間と、計画を立てずに動く人間だ。私は自信を持って前者だと言える。夏休みの課題は、小学校から高校まで毎年最後の1週間で終わらせ、大学の時の留学は出発の3ヶ月前からお金をため、英語の勉強はいつも目標設定をせずにするから5年ほど同じ場所でつまずいている。物心ついてから計画を自力で立てたという経験がほぼない。計画を立てなくても、高校を卒業できたし、大学も留年もせず単位を取り、きずいたら留学もできた。計画を立てなくて本当に困ったことがなかったのだ。計画を立てなくてもおそらく、現代日本では生きてけるのだろう。しかしその反面自分の心には常に空虚感が渦巻いていた。

 計画を立てず行動し、目標を達成できずに挫折する。こんな感じに少してきた。高校の時の成績は後ろから数えて3番目、TOEICのスコアは5年間変化がなく、成績の悪さから大学中も多くのことを諦めてきた。自分には何の力もない。結局計画を立てず最終的にのこっ他のは、頭でっかちでなんの実績も残せていない自分だった。「計画を立てなさい」幼い頃から親や、先生に散々言われてきたこの言葉。反抗してばかりだったがやっぱり計画は大事なことだといまなら思う。

 「あなたの人生を希望ある未来に変える31の決断」という本の中に、「計画を立てることでイメージを持つこと」という章がある。筆者は計画を立てる必要性について、人はイメージから映し出された感情によって行動をする動物だからと述べている。例えば、月収が30万円で家賃が6万円のアパートに住み、いずれ引っ越したいと思っている人がいるとします。その人は、2億円のマンションの広告が新聞広告に入っていたとしてもおそらく、ゴミ箱に捨てるでしょう。

 反対に、月収が300万円で、子供2人、家賃60万円のアパートに住んでいる人なら二億円の広告を見たらおそらく目に留めて見てみるでしょう。それは自分が住むことがイメージできているからです。

 同じようなことが自分にも起きていたのです。英語を勉強する時私はいつもTOEIC73点をとるということを目標にしていました。しかしなぜかやる気が起きず挫折してしまうのです。おそらくこれは、現状はスコア400点である自分が730点を次のテストでとるというイメージができず意欲がわかなかったからだと思います。現状が400点ならば、まずは慣れるためにも500点を目指す。ましてや受けるということを目標にすればよかったのです。

 計画を立て、いつまでに何をどうやるかを想像できた時に人は動けます。計画を立てることの重要性を改めて認識できました。