アフリカについて知るためには??第4回オンラインSTART 理想を掲げ現実を受け入れる
はじめに
アフリカについて学べるオンラインSTARTを受講しました!
普段は聞けない話ばかりなので、楽しいし刺激的でした。
今回の内容は、キャリアや強みなどを考えるきっかけにもなったので感想をまとめておきます。
オンラインSTARTとは
オンラインSTARTとはアフリカについて知りたい、という人に向けたオンライン講座です。
この講座を受けることでアフリカについて、文化や生活、歴史や社会問題など様々な観点から学べます。
案内人はルワンダで、情報発信やスタディーツアーの開催などを行っている会社「アフリカノオト」代表のタケダノリヒロさんです。
現地在住の方にリアルタイムで講座を受けられるという事が1番の特徴です。
以下主催者の方のブログです。↓↓
ルワンダの起業家タケダさんの経歴
今回はアフリカについて学べるオンラインSTARTの主催者、タケダノリヒロさんの経歴についてでした。
青年海外協力隊でルワンダに行き、スタディツアーの開催などをする会社の代表もしているタケダさん。
なかなかそんな特殊な経歴を持った人の話を聞く機会なんてないので、興味津々でした。
様々な挫折と葛藤を抱えながら、それでも自分の気持ちに向き合って行動してきた様子が伺える内容でした。
今回はその中で、印象に残った事をまとめます。
本当にやりたいことは国際協力なの??
タケダさんは青年海外協力隊としてルワンダで2年間働いていました
そこで「自分が実際にできることなんてないのかもしれない」と挫折感を感じた事がある。という部分が印象的でした。
自分も同じような気持ちをフィリピン留学の時に感じたことがあります。
貧困問題に関心のあった自分は、途上国であるフィリピンに行って自分にできる支援をしたい! 自分にもできることがきっとあるはずだと思い、スラム街でのインターンなどにも挑戦していました。
しかし蓋を開けてみると、理想ばかりが先行して悩んでばかりの自分がいました。
貧困問題に対して、現実的には何も出来ないのでは??
目の前には文字通り飢えで苦しんでいる人がたくさんいる。 路上で物乞いをしている人たちがたくさんいる。 家のない子供たちだっている。
日本で思い浮かべていたような「助けたい人々」は目の前に何人もいました。
当たり前すぎることですが、そのような複雑な問題に対して、 いち学生である自分には何もできません。 何をしたら良いのかもわかりません。
ましてやフィリピンでは当たり前の光景です。 どんなに飢えている人が目の前にいても、誰も気にしていません。
実際に例えば自分にお金があったとして、 その人の衣食住を提供できたとしても、 それが良い結果になるとは限らないと思います。
「解決」とか「支えたい」とか、簡単な言葉では表せない。
自分は何も知らないと思いました。
自分は何をしにフィリピンまで来たんだろう。 現実に家もなく食べ物もない人がいるのに、 どうして自分には「ある」のだろう。 何でそれ以上に留学なんて贅沢な事をしているのだろう。
そんなことを留学期間中に考えていました。
理想と現実のギャップを受け入れた先
あえて引用したいのですが、 タケダさんは「今は国際協力という旗は掲げていない」と仰っていました。 その上で「自分にできることをやっている」と。 それがルワンダでの企業であり、スタディツアーの開催だということでした。
第三者である自分が引用すると、言葉の意図を伝えられないかもしれませんが、 すごく大事な部分だと思いました。
自分はその言葉を「理想を掲げつつ、現実を受け入れる」 という風に解釈をしています。
理想と現実はやっぱり違うと思います。 「夢ばっかり見るな」 という言葉を言う人はいますが、間違いでもないと思っています。
人それぞれ性格や能力、国籍、金銭問題や、家庭事情など持っているものが違うからです。 できないことなんていくらでもあります。 どんなに英語を勉強したからって、もっと出来る人はいくらでもいます。
しかし、それで全てを諦めてしまったら自分である意味がないとも思うのです。
もしも諦めず、そして現実を受け入れられたら できることは必ずあると思います。
理想に近づけるように、現実を柔軟に変えていく。
振り返るとどこかで、自分は国際協力とか貧困問題などという言葉に憧れを抱いていたのだと思います。 (貧困問題に憧れるというと語弊がありますが。)
憧れることがダメだとは思いません。
憧れるからこそ行動に移せるのだし、向上にも繋がるからです。
しかしそれ以上に、実際に自分にできる現実という部分を意識する必要があると思います。
貧困問題とは冷静に考えると、漠然としています。
人間一人で何もできない。という意見も否定できません。
しかし、「だから何もしないで良い」は違うと思います。
自分にできる「地に足のついた変化」をすること
例えば現実の自分がちょっとでも成長すれば、それは巡り巡って貧困問題の解決にもつながると自分は思います。
なぜなら自分が成長するということは、誰でもできることだし 確実に良い方向に現実が変化するからです。
例えば成績で苦労していた友人が、頑張って良い点をとった姿を見たら感化されますよね。 そして感化された自分がまた成長して、他の誰かに影響を与えていく。
そういう良い連鎖の数が増えると、最終的には想像もつかないような変化が起きるのではないでしょうか。
「日々何かで少しずつ成長する。」
英単語を一つ覚える。プログラミングのコードを1行でも書く。読書に挑戦する。
成長に進むのならなんでも良い。
誰でもその場でできる、立派な国際協力だと思います。
自分だからこそできること
またもう一つタケダさんが言っていた「自分だからこそできることを探すこと」という言葉も印象的でした。
これもポジティブに、現実を受け入れるということにつながると思います。
理想を追い求めて自分にできないことを探すのは、もったいないと思います。
例えば自分は昔から、明るくて話が上手い人に憧れていました。 しかしどんなに努力したってそうはなれません。 反対に自分の個性が分からなくなっていきます。
現実を受け入れられないと、目指したい理想からは遠ざかっていきます。
反対に、文章は昔から褒められることがあったので、得意なんだと思います。
また落ち着いているから安心するとか、 話しやすいとも言われるので、 きっと自分の長所だ。
またこれからはプログラミングも身につけていきたい。
一つずつ自分にできることを、
向いてそうなことを伸ばす方が賢明だし、楽しいと思います。
まとめ
今回はアフリカについて学べる「オンラインSTART」の、代表者講演についての感想でした。
全体的に抽象的な文章になってしまいましたが、自分の中でひっかかっていた部分を言語化できたのでよかったです。
今回の収穫は自分にできることをやり切る事が大事だという気づきです。