自分のペースで

大好きな読書を中心に、日々の気づきを綴ります。 目標→100記事執筆

なぜ仕事をやめられないのかからきた

 私は、新卒で入社した会社を一年でやめました。上司からのパワハラと仕事内容の不一致にどうしても耐えられないと思ったからです。確かに続けようと思えばつづけらたのですが、心を病んでしまってからでは遅いと思って辞める決断をしました。このような話をすると「仕事を辞めるなんて甘い」と言ってくる人もいるのですが、私は辞めても良いと思ったかから辞めました。そしてこのブログを見てくれているあなたも、もしもいまの仕事が辛いと感じているのなら基本的には辞めても良いと思います。特に精神的に病んでしまっているという人は一刻も早く辞めるべきだと思います。

 

 ①否定され続けてここいると次第に精神を病んでしまう

 仕事を辞めたいと思っている人の中には、上司からのパワハラをあげる人もいると思います。「お前はダメだ、使えない」などと言われるのは本当に辛い事です。そしてそのように言われ続けていると、次第に本当に自分はダメなのだと信じ込んでしまうのです。

 私は大学の頃コンビニでアルバイトをしていました。自分が働いていたお店のオーナーは些細な事でよく怒る人でした。そしてその怒り方も激しく、胸ぐらを捕まれ怒声を浴びせさせられたこともあります。「お前のような使えない奴は初めて見た」「お前はどこに行っても通用しない」などと仕事に行く度に言われ続けていました。最初はオーナーの事が怖くて仕方なく、ただただ耐えていました。しかし、次第に言われ続けていると本当に自分に自信が持てなくなり、常に何かに不安を抱くようになってしまいました。自分は何をやってもダメなんだろうな。コンビニの作業でこんなにもミスをしてしまっているのだからどこに行っても同じように怒られるのだろうなと考え始めるようになりました。次第に朝起きるのが辛くなり、夜も不安と恐怖で眠れなくなりました。このような状況だったので、授業中もコンビニの事を考え、友達と一緒にいるときも不安で本当に勿体無い時間を過ごしてしまったと思います。

 

 ②真面目な人ほど仕事をやめられない

 基本的に真面目な人ほど、辛い仕事やいわゆるブラックと言われる職場をやめられづにいるのだと思います。なぜなら、真面目な人とはいまのうまくいかない状況というものを全て自分の責任だと思ってしまうからです。実は私は、日常生活に支障をきたすほど病んでしまっていたにも関わらず、コンビニでのバイトを結局卒業まで4年間継続しました。なぜかというと「今時分がやめてしまっては、シフトに穴が空き経営に迷惑がかかってしまう」「今仕事を辞めることは自分から逃げる事と一緒だ」「今仕事をやめたら後輩を見捨てたことになってしまう」と本気でその時は思っていたからです。

 しかし、安心してください。あなたが仮に仕事を辞めても次の日には問題なく仕事は進んでいきます。そして、あなたが仕事を辞めることは逃げではありません。反対に、辛いと思っているその自分から目を背けているという事こそ逃げだと今の私なら思います。更には、あなたが仕事を辞めたからって、後輩は何も思いません。後輩の問題は後輩が解決します。まずはあなたが、本気で辞めたいのかどうか、そのことに純粋に向き合って見てください

 

 ③仕事を辞める勇気を持とう

 なぜあなたは仕事を辞められないのか。お金が必要だから?職場に迷惑がかかるから?責任重い役職があるから? それらの理由は全く違うと思います。結局のところ、辞めた後の未来がを受け止められる自信がないのです。だからこそ、そのようなもっともらしい理由を考えるのです。近年有名になった嫌われる勇気のなかで、アドラー心理学の世界では原因論を否定して目的論を説いています。原因論とは例えば、好きな人がいた時に学歴が低いから告白ないと考えることです。反対に目的論は、まず傷つきたくないという目的があり、そのために告白をしないという選択を取るということです。

 仕事を辞められないという場面においても、実は職場に迷惑がかかるからやめられないのではなく、まずはじめに失敗したくないという目的がありそのための理由を考えているという風に解釈で聞きます。仕事を辞めても、何も起きないし想像しているような恐怖は起こりません。

 

 人生は一度きりだから、自分の人生を歩もう

 人生は一度切りです。だからこそ自分の好きなように人生を歩みましょう。精神を病んでまで仕事を続ける必要はないです。現職の他に自分のやりたいことが見つかったならば、いまの仕事を辞めても良いのです。確かに相談することは大事であるし、一度決めたことを継続するということももちろん大事なことです。しかし、それらを十分に考慮した上で、それでも辞めたい理由があるのなら辞めても良いと私は思います。あなただけの人生なのですから、あなたが決めたように生きましょう。