あらすじ 19世紀、ナポレオンのロシア進行を背景にロシア貴族社会における問題や、登場人物達の成長を描く作品。有名なワーテルローの戦いやナポレオンの失墜の始まりともされるボロジノの戦いなどを皮切りに、戦争の無益さや人間の精神の崇高さなどが語ら…
あらすじ カラマーゾフ家の長男ドミートリーは、父親殺しで連行されるが、容疑を否認する。殺したのは本当にドミートリーなのか、それとも別の人物なのか。全貌が明らかになる中で、19世紀ロシアで流行していた無神論や、物質主義の是非などの論議も展開さ…
あらすじ 峠は司馬遼太郎の描く、幕末物の一つである。主人公は越後長岡藩の河井継之助。継之助は薩長と旧幕府軍の間で行われた戊辰戦争において、越後藩を中立という立場に置こうとした事で有名である。7万石の小藩である越後藩をどうやって中立という立場…
あらすじ 気象予報士として仕事をするモネは、東北に巨大な台風が来るという予測に危機感を持つ。的確に指示を出すモネに、気仙沼に暮らす家族は成長を感じる。そんな中、モネの暮らすシェアハウスで、住民のおじいちゃんが熱中症で倒れてしまうが、たまたま…
世に棲む日日(一) (文春文庫) 作者:司馬遼太郎 文藝春秋 Amazon 私は自分の悩みや不安を打ち消してくれるような痛快な小説が好きである。小説の中の主人公は世間の風潮に流されたり、小さな枠組みにとらわれたりしない。自分の信念を貫き、愛する人を守り…
0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための 作者:伊藤羊一 SBクリエイティブ Amazon 要約 成果をあげるためにはすぐに行動する事が大事である。行動する事で結果が現れ、さらに良い成果をアウトプットできるからだ。すぐに行動する人は仕事でもプ…
内容 冬休みで地元に集まったモネと友人達。父親の仕事に憧れて漁師になったリョーチンは少しずつ自分の気持ちを吐き出す。本当は漁師の仕事が辛い事。親方が怖くてたまらない事。船の上での生活に慣れないこと。葛藤を抱えながら生きるリョーチンはモネ達に…
二都物語 (新潮文庫) 作者:チャールズ ディケンズ 新潮社 Amazon 内容 時代背景は、フランス革命の渦中にあるフランスとイギリス。主人公のチャールズ・ダーネイは、フランスの貴族中心の社会に反発してイギリスに亡命している。チャールズは18年間の間無…
内容 震災の後遺症でアルコール依存症になってしまった真司。あやこの献身もあり症状を抑えられていたのだが、またお酒を飲んでしまう。震災で最愛の妻を亡くしてしまった事。自分の全てであった船を流された事。そしてお金という現実的な問題。どうしようも…
内容 気象予報士試験に2度目の挑戦をしたモネ。しかし2度目もまた落ちてしまう。そんな時に、気象予報士の先輩社員に出会い影響をうける。気象予報士試験の勉強を続けるか迷うモネに、菅沼は、モネはもうやりたい事が決まっているではないかとアドバイスをす…
数学的に考える力をつける本: 本質をつかむ 考えがまとまる 説明上手になる (知的生きかた文庫) 作者:真太郎, 深沢 三笠書房 Amazon 内容 数学とは言葉である。これが本書の主題である。著者の深沢氏は数学とは単なる計算ではなく、物事に納得感を持たせるた…
燃えよ剣(上) (新潮文庫) 作者:司馬 遼太郎 新潮社 Amazon あらすじ 燃えよ剣は、言わずとしれた司馬遼太郎の代表作の中の1つである。新撰組の鬼の副長と呼ばれた土方歳三の生涯を描く歴史小説だ。幕末最強と恐れられた新撰組を組織したのは副長である土…
朝ドラのおかえりモネがとにかく面白い。こんなにも優しくて、純粋で、そっと心に寄り添ってくれるようなドラマはなかなかないのではないか。 そんな風に思いながら毎朝見ている。 主人公のモネは素直で優しくて、そっと誰かに寄り添える人。 菅波は性格は不…
人生に迷ったら知覧に行け―流されずに生きる勇気と覚悟 作者:永松茂久 きずな出版 Amazon 「人生に迷ったら知覧に行け」 偶然手にとった本に書かれていた言葉です。 この言葉に運命を感じ、鹿児島の知覧に父と2人旅をしました。 知覧は特攻隊の資料館がある…
大人数がいる飲み会に行くと疲れ切ってしまう みんなといるよりも1人の方が良い 明るくできない自分が嫌になってしまう このように悩んでいる人も多いのではないでしょうか。友達と楽しく過ごした休日だ ったとしてもどうしても疲れてしまったり、人見知りで…
人といるとどうしても疲れてしまう 本当は休みの日は1人でゆっくりとしていたい 簡単な仕事でもぐったりとしてしまう 人の中にいると人一倍疲れてしまう事に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。他の人と同じようにできないという事は、本当に辛い事で…
「才能がない自分には目標は達成できない」 「才能がないから夢を抱いても意味がない」 「自分は何をやってもダメだ」 自分には才能がないから努力したって無駄である。このように思っている人は多いのではないでしょうか。何か挑戦してみたい事はあるけれど…
「毎日運動をして健康な体を手に入れたい」 「英語を喋れるようになって海外の友達を作りたい」 「読書をたくさんして知識を増やしたい」 大きな目標を達成するためには、日々の習慣づくりが欠かせません。 何事も目標をどんどん達成していく人とは、言い換…
「毎日運動をして健康な体を手に入れたい」 「英語を喋れるようになって海外の友達を作りたい」 「読書をたくさんして知識を増やしたい」 大きな目標を達成するためには、日々の習慣づくりが欠かせません。何事も目標をどん どん達成していく人とは、言い換…
「今まで何かを継続してやり遂げたことがない」 「自分には才能がないからやっても無駄だろう」 「あんなすごい事ができたのはあの人だからだ」 こんな風に考えて挑戦することを恐れている人は多いのではないでしょうか。 かくいう私もこのような考えに縛ら…
起滅の刃の映画を見てきた。 初日ということで混むかと思って行くのを渋っていたのだが、正解だった。感動した。とりわけ自分の心が動かされたのが、煉獄さんの生き方のかっこよさだ。煉獄さんの死ぬ間際までも自分の信念を貫く姿に感動したのだ。死の間際、…
真面目に生きる人が結局成功するという事が本書の主張である。近年賢い生き方や、自分を中心にして生きるという生き方があまりも持て囃されている。寡黙で静かな人ではなく、確かにノウハウや技術というのは生きる上で大切な要素である。しかし小手先の生き…
「上司のやり方が気にくわない」 「細かいことばかりいう人が苦手で仕方ない」 「話が噛み合わない」 会社や家庭の場でこのように悩んでいる人は多いのではないでしょうか。 もしかしたらその悩み、具体的ー抽象的思考という考え方で解決できるかもしれませ…
要約 300文字 本書はネットは社会を分断しないという事実を10万人を対象にしたアンケートを元に証明している。今までの通俗ではネットの誕生により社会は分断されていると思われてきた。それ芸能人の不祥事を中傷する内容や、主張の違う人を攻撃するコ…
本書の著者は実際にヨーロッパ各国で生活経験のあるドイツ在住で拓殖大学教授である川口マーン恵美氏である。本書では著者自身が憧れていたヨーロッパに長年住んでみて実感した、ヨーロッパと日本の比較が記されている。様々な観点から考えてヨーロッパより…
本書は日本人ならば誰もが感じたことのある同調圧力の正体について考察した本である。上司から飲み会に誘われた時、本当は家でゆっくりしたいと思っているのだけど断れなくて行ってしまう。本当はやりたくないけどPTAの役員への参加を断れなかった。何か意見…
私はとにかく日本的なシステムの中でコミュニケーションをとったり仕事を進めたりするのが苦手である。日本的なシステムとは例えば、なんの為に行うのか分からないのにミーティングを頻繁にしたり、仕事後のコミュニケーションとして飲み会などが行われたり…
勉強をしなければならないのに先延ばしにしてしまう。難しい問題にぶつかるたびに諦めてしまう。このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。かくいう私も重度の先延ばし症候群にかかっている内の1人です。夏休みの課題は3日前にならないと取…
twitter instagramなどを当たり前に使う世の中となった。美味しい料理を作ったらまず写真をとり、Instagramに投稿する。ふと思ったこと、気づいた事があれば誰かに話す前にtwitterに投稿する。投稿すると誰かから反応が返ってくるから嬉しい。嬉しいし、誰か…
ドローン、AI、無人自動車など科学が進化しても 実は人類は解明できていないことの方が多い このことに最近、改めて気づくキッカケとなった話がある それは祈りの力について、アメリカの研究機関が行った実験の話だ 病気を抱えたグループの名簿を2つ用意す…